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Warriors of Muspelheim 味方ユニット全員に火への耐性を与えます Warriors of Muspelheim ジェム 疲労 内部ID 616 1 100 使用 水中判定 効果 効果量 戦闘 水中可 Buff 主属性 主Lv 効果発生数 射程距離 Fire 4 1 0 副属性 副Lv 効果範囲 命中補正 - 0 666 0 領域 Lv 防御判定 抵抗判定 Enchantment 8 専用国家 ゲーム内説明文 This spell enchants the caster s whole army. All beings become resistant to all normal fires, as well as most magical ones. It also reduces the heat effects of fiery creatures, such as Abysians and Salamanders. 和訳 この呪文は、術者の所属する軍全体に魔法をかけます。全ての対象に一般的な火に対して耐性を与え、魔法的なものに対しても同じく機能します。炎の生物、たとえばAbysiaの民やSalamanderのような存在が発する熱波に対しても軽減できます。 注記 全体耐性付与の火担当。ムスペルヘイムとは北欧神話における炎の巨人の世界を示す。灼熱の戦場で戦う軍勢に有益な魔法には最適な名前と言えるだろう。 残念ながらこれ自体は50%の強化しか行えず、元から50%以上の耐性があるものでなくては完璧な耐性を得ることはできないものの、恩恵は十分に得られる。単純に見て敵に2倍の手数を要求すると思えば十分だろう。 要求スキルはそれなりに高いが、Gem消費は1個で済む。火3の術者にGemを追加消費させれば強制発動も可能なので、他にどうしようもない状況であれば利用すると良い。 コメント 名前 コメント
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区分について 「思い出」→プレイしてから時間が経っているゲームについての記事。 「感想」→プレイしてから時間を置かずに書かれたゲームの感想記事。 「プレイリポート」→ゲームの内容を報告する、「感想」の簡易版記事。 レビューではないので、どちらも客観性のない、管理人の主観だけで構成されています。 2015年(13作) タイトル 区分 遊んだ機種 公開日時 備考 ロストヒーローズ2 感想 3DS 2015/9/8 最初の記事 スーパーヒーロージェネレーション 感想 PS Vita 2015/9/15 インフィニット アンディスカバリー 思い出 360 2015/10/6 メタルギアソリッドV ファントム・ペイン 感想 PS3 2015/10/13 NINJA GAIDEN 2 思い出 360 2015/10/20 マイホームドリーム 思い出 PS 2015/10/27 スーパー特撮大戦2001 思い出 PS 2015/11/3 ドラえもん のび太と3つの精霊石 思い出 N64 2015/11/10 コール オブ デューティ 2 思い出 360 2015/11/24 スターウォーズ 出撃!ローグ中隊 思い出 N64 2015/12/1 SDガンダム Gセンチュリー 思い出 PS 2015/12/8 マルチレーシング チャンピオンシップ 思い出 N64 2015/12/15 STAR WARS バトルフロント 感想 One 2015/12/29 2016年(54作) タイトル 区分 遊んだ機種 公開日時 備考 コール オブ デューティ 4 モダン ウォーフェア 思い出 360 2016/1/5 コンデムド サイコクライム 思い出 360 2016/1/12 アサシン クリード 思い出 360 2016/1/26 Timeshift 思い出 360 2016/2/2 ガンダム オペレーショントロイ 思い出 360 2016/2/9 Fallout 4 感想 One 2016/2/25 SIMPLE2000シリーズ Vol.31 THE 地球防衛軍 思い出 PS2 2016/3/15 Call of Duty World at War 思い出 360 2016/5/3 LEGO マーベル アベンジャーズ 感想 PS3 2016/6/19 スーパーロボット大戦MX 思い出 PS2 2016/6/22 スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ 感想 PS3 2016/8/9 スーパーロボット大戦XO 思い出 360 2016/8/11 通算25本目の記事 ファイアーエムブレム 封印の剣 感想 GBA 2016/8/22 ファイアーエムブレム 烈火の剣 感想 GBA 2016/8/27 ファイアーエムブレム 聖魔の光石 感想 GBA 2016/9/1 ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣 感想 NDS 2016/9/18 NINJA GAIDEN Black 思い出 Xbox 2016/9/21 メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット 思い出 PS3 2016/9/24 モンスターハンターポータブル 2nd 思い出 PSP 2016/9/25 Cabela s Dangerous Hunts 2013 思い出 360 2016/9/26 公開停止 ゼルダの伝説 時のオカリナ 思い出 N64 2016/9/27 スーパーマリオ64 思い出 N64 2016/9/28 Bully 思い出 360 2016/9/30 Halo 思い出 Xbox 2016/10/1 レインボーシックス ベガス 思い出 360 2016/10/2 NINJA BLADE 思い出 360 2016/10/3 スーパーロボット大戦X-Ω プレイリポート Android/iOS 2016/10/6 首都高バトルX 思い出 360 2016/10/9 メタルギアソリッド 思い出 PS 2016/10/11 Halo 2 思い出 Xbox 2016/10/12 Gears of War 思い出 360 2016/10/13 Gears of War 4 感想 One 2016/10/21 宇宙の騎士テッカマンブレード 思い出 SFC 2016/10/22 ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 思い出 N64 2016/10/23 Forza Horizon 3 感想 One 2016/10/24 □いアタマを〇くする 図形の達人 思い出 GB 2016/10/26 公開停止 Gears of War Judgment 感想 360 2016/10/29 通算50本目の記事 Gears of War Ultimate Edition 感想 One 2016/10/30 ロストヒーローズ 思い出 3DS 2016/11/1 ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵イルの冒険/ルカの旅立ち 思い出 GB 2016/11/3 コール オブ デューティ モダン ウォーフェア リマスタード 感想 One 2016/11/7 コール オブ デューティ インフィニット ウォーフェア 感想 One 2016/11/8 Pokémon GO プレイリポート Android/iOS 2016/11/12 Halo 3 思い出 360 2016/11/26 ドラゴンクエストV 天空の花嫁 思い出 PS2 2016/12/2 コール オブ デューティ モダン ウォーフェア 2 思い出 360 2016/12/4 ギターヒーロー エアロスミス 感想 360 2016/12/7 Superman Returns The Video Game 思い出 360 2016/12/9 SIMPLE2000シリーズ Vol.81 THE 地球防衛軍2 思い出 PS2 2016/12/13 レインボーシックス ベガス 2 思い出 360 2016/12/18 Halo The Master Chief Collection 感想 One・XSX/S 2016/12/22 タイムリープ 思い出 360 2016/12/24 Gears of War 2 思い出 360 2016/12/27 Halo 3 ODST 思い出 360 2016/12/30
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ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ シャドウ茜 No. タイトル 作者 登場話 『My Dear……』 ◆2zEnKfaCDc 038 運ゲーは既に始まっている ◆bLcnJe0wGs 075 少年少女、前を向け(前編)少年少女、前を向け(後編) ◆c4nYy47bT. 092 人生ドラマチックにはいかない ◆7PJBZrstcc 魔法少女リリカルなのはPORTABLE-THE GEARS OF マテリアル娘- レヴィ・ザ・スラッシャー No. タイトル 作者 登場話 無邪気な少女─ロボでも涙は流す─ ◆.EKyuDaHEo 015 大切な人へ、今どうしていますか...? 037 殺し抗え、人であるがために ◆5qNTbURcuU 079 幼魚と逆罰
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Warriors of Niefelheim 味方ユニット全員に氷への耐性を与えます Warriors of Niefelheim ジェム 疲労 内部ID 617 1 100 使用 水中判定 効果 効果量 戦闘 水中可 Buff 主属性 主Lv 効果発生数 射程距離 Water 4 1 0 副属性 副Lv 効果範囲 命中補正 - 0 666 0 領域 Lv 防御判定 抵抗判定 Enchantment 8 専用国家 ゲーム内説明文 This spell enchants the caster s whole army. All beings become resistant to cold. It also reduces the chill effect of some creatures, such as Wights and Winter Wolves. 和訳 この呪文は、術者の所属する軍の全てに魔法をかけます。全ての対象は寒さへの耐性を得ます。それは、WightやWinter Wolfのような一部の魔物が纏う冷気の影響も軽減します。 注記 全体耐性付与の水担当。ニヴルヘイムは国名にもなっているように、北欧神話における氷の世界のこと。冥界たるヘルヘイムと同一視されることが多いが、本来は別物。 残念ながらこれ自体は50%の強化しか行えず、元から50%以上の耐性があるものでなくては完璧な耐性を得ることはできないものの、恩恵は十分に得られる。単純に見て敵に2倍の手数を要求すると思えば十分だろう。 要求スキルはそれなりに高いが、Gem消費は1個で済む。水3の術者にGemを追加消費させれば強制発動も可能なので、他にどうしようもない状況であれば利用すると良い。 コメント 名前 コメント
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「な……」 だが、それは霧坂から吹き出る赤では無い。窮地に陥った霧坂を抱き止める守屋の右腕は溢れんばかりの血液を流すばかりで、親指を残して本来あるべき四本の指は全て、失われている。 守屋の指だった物が破片となり、銃弾と共に散らばっている様を見た霧坂は力なく床に座り込んだ。今まで異常なまでの悪運に恵まれてきたが今回はもう無理だ。 守屋一刀が殺されてしまう。霧坂だけでは無い。守屋という男をよく知る者達でも、もう無理なのだと諦めの表情を浮かべた。 では、守屋一刀はどうなのか? 敵の事を素人だと評しておきながら、自身もまた素人である事を失念し、無様な醜態を晒し、好いた女を絶望に追いやってしまった。 アームドギアがあれば絶対に負ける事は無い。そんな短慮で浅ましい考えで戦場に立ち、無警戒に敵陣に潜入し、この様な無様な醜態を晒し、好いた女を泣かせてしまった。 守屋の心の中に渦巻く感情。それは恐怖でも諦めでも無い。そこにあるのは霧坂を危機に晒した己へ対する憎悪。 霧坂に殺意を向けた男に対する憎悪。極めて人間的で善悪を超越し、心の奥底から無限に湧き出る真っ直ぐで純粋な憎悪。ただ一つ。 咽喉から、手首から、背中から、腹から、脚からおびただしい量の血液と共に生と力が流れ出て、失われていく。 ――それが如何した? 「貴様……二人仲良く、何と言った?」 「た、弾は当たっている筈だぞ!? 何で……何でくたばらねぇんだ!?」 男は銃を取り落としそうになりながら、腰を抜かし守屋に銃口を向けたまま身を捩らせながら後方へと距離を離すが、男が離れると守屋は一歩踏み出す。 「霧坂に銃を向けたな?」 「ヒッ……ヒィ!?」 身体中を穿つ銃創から血液、肉片、骨片を吐き出しながら、幽鬼の様な足取りで近付く守屋に恐れをなし、恐慌状態に陥った男が腰を抜かした拍子に銃口から弾丸は撃ち出され、守屋の胸板に穴を穿った。 守屋の瞳孔が、カッと見開かれ前のめりに体勢を崩した。しかし、今度は倒れない。よろめきながら、痛々しい銃創からおびただしい量の血液が溢れ出る右足を持ち上げ、一歩前へと床を力強く踏み抜き、崩れ落ちそうになる身体を支える。 「ハァ――ハァ――その程度で……俺を殺すだと? 思い上がるなッ!! 貴様は霧坂を傷付けた……全弾撃ち込まれたとしても、死ぬ道理など無いッ!!」 「く、来るな! 来るな! こ、この化け物め!!」 そして、トリガーを引くが、拳銃からはカチッ――カチッ――と力の抜けたような虚しい金属音を立てるだけ。 それでも、弾の切れた拳銃と守屋の顔を交互に忙しなく見比べ、何度も何度も狂ったかのようにトリガーを引く。 「来るな……来るなぁぁぁぁあっ!!」 そして、守屋が更に一歩を踏み出す。最早、右腕は使い物にならない。左腕は肩甲骨を砕かれ、持ち上げる事すら儘ならない。右足が熱い。自分の身体が、どうなっているのか分からない。 それでも、歩みを止めず、男を壁際にまで追い詰め、ゆっくりとした動きで左足を持ち上げた。床を踏み砕く程の力など残されていない。一歩一歩近付くのも大変な重労働だ。 だが、守屋の靴裏は鉄板で補強されている。その足に力を込めずとも、全体重を乗せ、だらしなく開かれた股座を踏みつければ、どうなるか説明するまでも無い。 守屋は、股間から真っ赤な染みを広げ、白目を剥いて泡を吹く男の傍に座り、霧坂達の方に振り向き、必死で左腕を持ち上げ、もう大丈夫だと手を振ると霧坂が守屋に飛びつき、嗚咽を洩らした。 「終わったぞ、霧坂……家に帰ろう」 守屋は小さな子供をあやす様な声色で呟き、霧坂の頭を撫ぜると拉致されていた仲間が次から次へと外へ転がり出る。 「下手に動かないで。応援を呼んで来るから二人は其処でじっとしていて!」 そして、内田と歳方が外へ応援を呼ぶために走り出した。 「コイツを守る為の名誉の負傷みたいなもんだし、死にはしませんよ」 そう言って、守屋は吹き飛んだ右腕を隠して笑うが、それに対し、笑いで返す者は一人もいない。 「そう言う出鱈目な精神論は止めろ。女を泣かすだけだ」 「……すんません」 三笠が少々、キツい口調で守屋をたしなめると、普段、三笠に怒られ慣れていない事もあり守屋はしょげ返る。 「今はそんな事を言ってる場合じゃないですって! 外に統合軍が来ているんだよな!? 守屋は其処に居ろ!絶対に動き回るなよ!? 良いなっ!? お前等も来い!」 阿部は西行達を呼び付け、三笠と共に外へと駆け出していき、監禁室に残されたのは守屋と霧坂の二人だけとなった。 「皆、心配性だな……」 「こんなになって心配しないわけが無いでしょ! 馬鹿なんじゃないの!?」 怒鳴りながら、霧坂は守屋の背中に腕を回し、自分の顔が汚れるのもお構いなしに守屋の腹に顔を押し付ける。尤も、返り血と涙と鼻水でグチャグチャになっており今更、気にする必要も無い。 「いた……いってぇぇぇぇ!! 痛い! マジで死ぬ!! つーか、モツが出るから!!」 守屋が半泣きで絶叫すると、霧坂は守屋から身体を離す代わりに守屋の襟を掴み強引に膝の上に寝かせる。 霧坂の真っ白な脚が赤に染まり、守屋は痛いと思うより申し訳無いと思った。因みに贓物が流れ出る程、腹は割かれていない。 「霧坂、乱暴過ぎだぞ……もう少し優しくしてくれ」 「あの時だって、物凄く痛かったの! だから、これでおあいこでしょ?」 聖誕祭の事故で霧坂が全身を打撲、骨折、広範囲に渡る擦り傷を負っていたのにも関わらず、守屋は絞め落とすのではという程の勢いで霧坂を抱き締めた。 あの時の霧坂の苦痛と、今の守屋の苦痛を比較するのであれば、叫んだり不平不満を洩らす事が出来るだけ守屋の方が幾分かマシとも言える。 「大体、何でこんな無茶したのよ……」 「俺は霧坂のヒーローだからな……困難を痛快に撃ち砕いて……ハッピーエンドで終わらせないと……だろ?」 そう言って、守屋は血を吐きながら屈託の無い笑みを霧坂に向けた。 「アンタ、ホントにバカなんじゃないの!? って言うか、正真正銘の大馬鹿野郎よ! 死にそうになってそんな事を言って……アンタが居ないとハッピーエンドになんてなるわけないじゃない……!」 「あー……悪い。眠くなってきた……後は父さんから聞いてくれ」 守屋は霧坂の怒鳴り声が聞こえていないのか、とても満ち足りた、安らかな表情で深く息を吐き出しながら、ゆっくり眼を閉じた。全身から骨が抜けたかの様に脱力し、霧坂の膝にかかる重みが増す。 「ちょっと……寝るな! 寝たら死ぬってば! 目を開けて! 勝手に死ぬな……一刀!!」 涙ながらに霧坂は守屋の身体を揺すると守屋が再び目を開けた。その表情は先ほどと打って変わって、憮然としており不機嫌さが全身から滲み出ている。 「うるっせぇ……2月14日から、まともに眠れて無いんだ……太腿気持ち良くて……良い感じに寝れそうなんだよ……」 「は……?」 「じゃあ、おやすみ……この厄介者が……」 そして、守屋は霧坂が呆気に取られているのも構わず、大きなあくびをして再び瞳を閉じ、規則正しく胸部を上下させ、静かに寝息を立て夢の世界へと旅立っていった。 「こんの馬鹿……命を簡単に投げ出すような真似すんなって体育祭の時にも言ったじゃんか……」 ――それから一年程の時が流れた。 季節は巡り、とんでもない事件に巻き込まれてから一年、彼が私の前からいなくなって一年が過ぎた。 そして、見っとも無い想いを彼に告げてから一年とちょっと。返事をするより先にいなくなってしまったのだから返事なんて聞けていない。 彼の父から、今回の事件が原因で彼を取り巻く環境が大きく変わってしまい、暫くの間、普通の生活に戻る事は出来なくなってしまったらしい。 それから暫くしない内に八坂高校の学籍情報から彼の名前が消え、モバイルシステムにアクセスしても市民IDが変更されているせいで連絡を取り合う事も出来なくなった。 彼が何処か遠い存在になったみたいで凄く寂しい。 あの日、あの時、あんな事が起きなければ、今も彼は私の隣に居てくれたのだろうか? 居てくれると嬉しい。きっと居てくれるんだろうなと妄想する事でしか自分を慰められず、酷く情けない。 彼の居ない世界が此処まで酷い世界だとは思わなかったけど、いつまでも腐っていられない。上等だ。いつまでも待ち続けてやる。 だから……さっさと戻って来い。バカ。 担任が教室に入り、HRが始まると霧坂はモバイルシステムの日記帳を終了させた。 「もうすぐ春休みですが、このクラスに転校生が来る事になりました」 そして、教室の扉が再び開き、一人の男子生徒が教室の中に入って来た。 多くの生徒は転入生の顔を見るなり、驚き、呆気に取られ、また喜びの声をあげた。 身長は170cm台半ば程、すらりとした体付きをしているが露出した首の筋肉、激闘の日々で使い込まれた手先が決して貧相では無い事を証明していた。 右腕を制服のポケットに突っ込んだ銀髪の少年は教室をぐるりと見回し、転入生特有の自己紹介をしようとするが…… 「初めまして……じゃない奴ばかりだな。また八坂に通う事になったので宜しく頼む」 転入生の少年は教室の中に居る生徒が見知った生徒ばかりという事もあってか、まるで数年来の友人達に再会したかの様な態度で目を細め、左手を振った。 「何でアンタが当たり前のように、そこにいんのよ!? しかも、転校生って如何なってんのよ!?」 それに対し、机を叩き付け、勢い良く立ち上がり真っ先に異を唱えたのは霧坂だった。 怒鳴り声をあげたくなるのも無理は無い。何せ、死に際の淵に立たされていた霧坂の想い人が……守屋一刀が何食わぬ顔をして、教卓の前に立っているのだから。 「まあ、何だ……先生が困っているぞ? 話は後でゆっくりしてやる。一週間程だが宜しく頼む」 怒っているのか、喜んでいるのか、それとも照れているのか、あるいはその全てか。 何とも形容し難い表情で指を差す霧坂を意に介した風でも無く、講堂型教室の通路を歩み、守屋は何食わぬ顔で霧坂の席の隣に腰を下ろした。 「お生憎様。八坂のクラス替えは二年次進級のみ。卒業まで付き合ってもらうわよ?」 「ハッ……上等だ」 未だ、霧坂の顔は真っ赤に染まっており、怒っているのか喜んでいるのか分からないが、この二人の事をよく知る生徒達ならば今更、霧坂の内心を問い質すまでも無い。 ここまで感情的になる霧坂を見るのは実に一年ぶりなのだから。 授業もそこそこに誰にも邪魔をされずに話をするのならばと、守屋と霧坂は八坂高校のギアスタジムへと訪れていた。 スポーツギア格納庫の中ならば、余程の大声で無ければ声が外に漏れる事も無い。尤も、漏れたところでギア部の関係者以外、足を踏み入れる事も無いため漏れたところで特別、気にする事も無いが。 「しかし……来月から霧坂が部長とは一年で随分と変わるものだな」 加賀谷と三笠の二人は既に卒業しており、現在は小野寺が部長、内田が副部長を務めているが彼女達も来週には卒業を迎える予定になっており、段階的に霧坂が部長を務める事になっている。 「暫くの間、普通の生活に戻れないって聞いていたんだけど……もう大丈夫なの?」 「まあ、色々あってな……“強制労働期間”が早く終わってな、無事に高校生に戻れたってわけさ」 「それで傷は……?」 制服のポケットに突っ込まれている右手に霧坂の視線が注ぎ込まれる。 霧坂を庇って弾け飛んだ右手のことに気付いて、守屋はニッと笑ってポケットから右手を霧坂に見せびらかした。 「あの時、俺の指を集めてくれたんだってな? だから、繋いでもらったのさ。流石に肉は人工細胞で生やしてもらったけどな」 守屋が霧坂達を救出し気を失った後、何を思ったのか霧坂は守屋の骨と肉片を掻き集めて救援の到着を待っていたらしく、それを聞いた守屋は人工骨では無く、自分の骨を再利用する事に決めたのだった。 「トカゲみたい……」 霧坂は完治した守屋の右手を引っ張ったり、抓ったり弄り回して、しみじみと呟いた。 「どういう例え方だ……まあ、他の部分も取り合えずは完治だ。後は八坂でやり残した事を片付けるだけだな」 守屋は霧坂の身も蓋も無い言い草に憮然としながら、かつての愛機アイリス・ジョーカーを見上げた。一年前とは異なり、内部機構を最新の物に取り替えられ、左腕が黒に染まっている。 「ジョーカーの専属選手って居るのか?」 「ううん。整備は万全だけど飾りとか広告塔って感じかな。ヒーローの愛機を無碍には扱えないって理事長がね」 守屋が知る由も無いが、今では八坂高校の学校案内やCM、文化祭などの催し物でも度々、その姿を衆人観衆の前に披露している。 その甲斐あってか、全国からスポーツギア選手を志す少年少女が詰めかけ、多額の寄付があったとか無かったとか、まあ彼等には関係の無い事だ。 「なら、俺が使っても何の問題も無いわけだ……コイツでもう一度、天下取りに挑戦するか」 何はともあれかつての愛機が選手不在でオブジェクトと化しているのであれば、それは好都合だと守屋は安堵した。 「一年間もギアに乗って無かったんだし弱くなっているんじゃないの? 大丈夫かな……」 「心配には及ばんさ。俺が誰よりも強いってのは霧坂が一番、知っているだろ?」 守屋はおどけた様子で自身を親指で差して笑った。 「どうだかねぇ……取り合えず、久しぶりにご飯作ってあげるから帰ろ?」 霧坂は呆れたように顔を背けるが、その横顔はニヤニヤと緩んでおり、素っ気無いフリなど出来そうにも無いと霧坂は満開の笑顔を守屋に向けた。 「それは楽しみだが……もう一つ、やり残した事がある」 守屋は久々に霧坂の手料理にありつけるのが嬉しいのか右手を腹に添えるが、名残惜しげに制した。 「やり残した事?」 「お前……如何でも良い事には鋭いが……基本、間抜けだよな」 怪訝そうな表情をする霧坂に守屋は呆れたような顔をした。 「なんですってぇッ!?」 「これじゃあ、まるで俺の一人相撲じゃないか……今日は何月何日だ?」 食って掛かる霧坂の態度に守屋は心底呆れたように返すと、霧坂は表情を一変させ動きを止め、鈍い動きでモバイルシステムを取り出し日付を見るなり目を大きく見開いた。 「……三月……十……四日……って、マジか!?」 「一ヶ月どころか十三ヵ月後になってしまったが同じ三月十四日に違いは無いし問題は無いよな?」 「あ、あれは状況が状況だったし仕方が無いって言うか……って言うか、よく覚えていたわね?」 漸く、守屋の意図に気付いた霧坂は激しく狼狽し身体を揺する。 「忘れようが無いだろう? それに去年から頭はその事ばかりだったんだからな」 「え? ええ!?」 「そんなに驚く事を言ったか?」 「だ、だって! そんな素振、全然無かったじゃない!!」 「流石に人目は気にするぞ?」 「だ、だけど!」 「迷惑か?」 「そんなわけがあるか! この超鈍感野郎! 今でも、これからも、ずっと好き……って言わせるな!!」 霧坂は顔を真っ赤に染め上げ、照れと怒りを同時にぶつけた。 「なら問題無いな? あの時の返事をしても」 「う、うん……」 「霧坂と離れている間、考えていた……高校を卒業したら士官学校に二年。統合軍に入隊したら二年の訓練、二年間の実地配備。軍に入ったら霧坂とは中々、会えなくなるかも知れない」 だがな、この世界は戦争が無いってだけで小さな小競り合いや犯罪は毎日、当たり前のように発生している。 そんな小さな小競り合いのせいで俺は霧坂を失いかけた……俺にはそれが恐ろしくて……本当に堪らなかった……だから、そういった連中を叩き潰して少しでも平和に近付けたい。 そうする事が霧坂を守る事に繋がると思うからな。それに中々、会えなくなるって言ってもな実地配備の任期が終了したら、ある程度は自由の利く生活に戻れるんだ」 そして、守屋は霧坂の肩を抱き寄せ、至極真面目な顔で…… 「実地配備の任期が終われば俺は二十四歳になる……二十四歳になったら、俺と結婚してくれ」 ……告白の返事として、プロポーズをしなさった。 「うん……って、け、結婚!? え、え、ええっ!?」 あまりにも唐突。しかも、脈絡の無い守屋のプロポーズに霧坂は激しく狼狽する。 「嫌か?」 「ち、違う!! 嫌じゃない! 寧ろ、嬉しいよ……だ、だけど結婚とかって考えられる歳じゃ……」 「だから、俺達が二十四になってからな。俺だって今すぐ所帯を持てるような立場じゃない」 守屋は自分の言動がかなりピント外れな事になり微妙に会話が噛み合っていない事に気付いておらず、霧坂の態度に落ち着きの無い奴だと苦笑した。 「だーかーらーっ!! 段階を踏んでからプロポーズしてよぉ……もう何か色々すっ飛ばし過ぎ! 一年見ない内にアホになったんじゃないの!?」 「アホって……本来一ヶ月で済む筈が十三ヶ月もお預けを食らってしまったからな……また、何が起きるとも限らん。言える内に言っておかないとだからな」 「馬鹿……そんな、不吉な事言うの絶対禁止。でないと結婚しない」 「わ、分かった」 「ホントに分かってんのかな……って言うか、兎も角だよ? まずは恋人から! 恋人から始めよ?」 霧坂も場の雰囲気に流され、付き合う付き合わないでは無く、結婚の話に乗っていた事に気付き、慌てて会話の内容を修正する。 「それにしても旦那が軍人かぁ……」 だが、結婚に対し憧れや願望があったのだろうか、未来を思い描く霧坂の表情は少々緩い……守屋の将来の職業を考えると完全に緩みきる事は出来ないようだが。 「ね、本当に戦死とか勘弁してよ?」 霧坂は守屋の腰に両腕を回し、上目遣いで訴えた。なまじ、守屋が死に掛けている姿を目の前で見ていただけに表情はとても不安げだった。 「戦死って……確かに小競り合いはあるけど、戦争なんて起きようが無い。戦死なんて在り得るわけが無いだろう?」 「その小競り合いで! 私の目の前で死に掛けた奴が言えた台詞じゃないでしょーが!」 不安げな霧坂をせせら笑うかのように大袈裟だと言う守屋に対し、霧坂は不機嫌そうな表情を滲ませた。 「ご尤も……あ、重要な事を言い忘れてた」 「今度は何よ?」 守屋と再会してほんの数時間しか経過していないというのにも関わらず、畳み掛けるような展開の数々に霧坂は辟易し始めていた。 だが、どうにか守屋と正式に付き合う事になり、プロポーズまでされたのだから、これ以上、驚くような事も無いだろうと心には余裕が出始めていた。 「霧坂、俺も愛してるぞ」 「ッ!?!?!?!?!!??」 「はっきり口に出しておかなければ締りが悪いからな」 尤も、その余裕は守屋のたった一言で叩き壊されてしまった。だが、守屋の言う事も尤もである。 霧坂は守屋に対して言いたい事は全て言い尽くし、恋慕の気持ちも言葉にして守屋に伝えてある。 だが、守屋は霧坂に対して結婚をしようとプロポーズはしたものの。好きだの愛しているだのといった単純な愛の言葉は一言も吐いていないのだから。 「だったら、苗字じゃなくて……名前で呼べ、アホ一刀ッ!!」 「それもそうだったな……訂正しよう」 「あ、ウソ。もう良いって……て言うか、人が……」 「俺は聞かれても一向に構わん。寧ろ、聞かせてやる……茜華あああああああああッ!!好きだああああああああああ!! 俺も愛してるぞおおおおおおおおおッ!!」 「うっ……うっさい! うっさい!! うっさ~~~~い! この大馬鹿野郎ッ!!」 守屋の腹の底から吐き出される愛の言葉はギアスタジム中に響き渡り、霧坂は守屋に抱きついたまま照れ隠しの罵倒を酸欠を起こすまで延々と繰り返した。 一応、守屋一刀の名誉のために一言だけ明言しておくが、一しきり罵倒し平静を取り戻した霧坂はこの一年間の空白を取り戻すかのように守屋に甘え続けたとか何とか。 ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) +... 名前
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GENRE TITLE ARTIST bpm notes CLEAR RATE HYPER HANDS UP Wing of Hearts USAO DJ Nanashi 187 ? ?%(yyyy/mm/dd) 攻略・コメント 名前 コメント
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959 名前:<平成日本召還> ◆OZummJyEIo 投稿日:2006/09/23(土) 21 30 16 [ Nz0LbtT6 ] ○ Opening of war 編2 1/3 ――1 外交や商売に限らず交渉事で重要な点は、相手に弱みを握らせないと云う事である。 そして情報は貴重な武器である事を忘れない事も大事だろう。 知っている事も、知らない事も武器となるのだから。 その意味に於いて平成日本とボルドー商人使節団の交渉は、定石を外さないものであった。 平成日本としては、食料は喉から手が出る程に欲しいものではあったが、その対価も判らずに欲しては、 足元に見られ、対価は天井知らずに跳ね上がる可能性がある。そう判断していたのだから。 その猜疑心に拍車を掛けたのは、 会合 や、ダークエルフ族から得た情報――ボルドー商人、特に、 使節団を束ねるメディチ家の状態であった。 食料の対価として、ボルドー王国の転覆を要請されては堪らない。 或いは 大協約 第7軍団の、北東ガルム地方からの追放などを持ち出されても困るのだ。 更に困る事は、ボルドー商人が持ち込んだ資料によれば、彼らの影響力でかき集められる食料の総数が、 チョッピリとではあるが平成日本の最低限度の食料所要量を上回る様な量である事だった。 無論、全てが直ぐにと云う訳では無い。 最終分がボルドー王国に集まるのは、早くても5ヵ月後であった。 約半年先。 がその程度であれば、手持ちで保存していた分の遣り繰りをしっかりと行いさえすれば乗り切れる、 国民を飢餓線に漂わせなくても良いのだ。 臨時閣議に於いて、少なからぬ国務大臣が何を代償としても食料を受けるべきだと主張していた。 が、その声を押し切って外務大臣は交渉の継続を決めさせた。 それは外務大臣の資質では無かった。 外務省の総意であったのだ。 またか。 或いは、交渉の為の交渉をする積もりか。 そう言わんばかりの視線が、外務省に集中したが、だがそれは省益からの行動では無かった。 近くの危機を乗り切る為、未来に禍根を残してはならないとの判断からだった。 2000年代初頭に組織改編された外務省は、その機能を十分に発揮していた。 対するボルドー商人使節団である。 此方は、深刻であったと言えるだろう。 彼らの武器は1つだけ、莫大な量の食料を提供できると云う事である。 無論、その有効性は高いだ、このカードが切れるのは一度きりなのである。 そう判断していた。 否、恐怖すらもしていた。 東京湾の何処其処で停泊していた大型の船舶たちに。 巨大な建物の群に。 それは平成日本の豊かさであった。 そして、商人が力を持っている事の証拠であると、ボルドー商人使節団は理解した。 東京の街並みは、他の列強諸国の王都に比べれば、何処かしら統一性に欠けていた。 否、派手な看板などが無秩序に並ぶ様は、混沌としているとすらも思えた。 だがそれは同時に、統制が余り行われていないと云う事であり、そして商人が好き勝手にしている、 するだけの影響力を持つ事の証明であった。 ボルドーの商人の力が小さいとは思わない。 だが、この港に停泊している巨大な船たちを自在に操れる様な大商人たちに勝てると判断する程に、 自惚れてはいなかった。 食料を提供すれば誼を通じる事は出来る。 出来るが、それだけである。 食料の対価を払い受けた後は、この“帝國”の大商人達が表に出て来るだろう。 利に聡い商人が出てこない筈が無い。 そうなれば、かつての絹の独占販売権の如き利権を得るのは難しいのでは無いか。 “帝國”に、食料を高く売りつけなければならない。 だが同時に、その交渉の最中に於いて“帝國”の不興を買ってはならない。 そんなアンビバレントな状況であったのだ。 使節団の面々から積極的に成れる筈も無かった。 交渉は行われるも、お互いに警戒しあって手探り状態。 全く交渉は進まない。 お互いの言葉の裏を読んで、小出しに情報を提供しあって、それらを夜に分析する様な、正に戦闘の 様な交渉。 960 名前:<平成日本召還> ◆OZummJyEIo 投稿日:2006/09/23(土) 21 31 05 [ Nz0LbtT6 ] ○ Opening of war 編2 2/3 それがひっくり返らせたのは、若者の力だった。 ロベルト・メディチ。 それは或いは、蛮勇であった。 ある交渉を開始して、丁度一週間後に行われた席で、ロベルトはゆっくりと手を上げた。 「良いですかね?」 果ての見えない、神経に鑢を掛ける様な交渉に暗澹たるものを感じていた一同は、自然な流れで、 ロベルトを見た。 視線が集中したのを確認してロベルトは、口を開いた。 「ブッチャケませんかね」 それまでの礼儀正しい口調を捨て、足を組みながら言う。 お互い、信頼が無い為に疑心暗鬼になっています。 全てを洗いざらいに出して話し合いませんか? この国の言葉で“腹を割って話す”って事を。 「ロベルト!」 短い声で叱咤するのはコジモ・メディチ。 齢80を超える人間のものとは思えぬ、張りのある声。 使節団の人間のみならず、日本側からの出席者まで、思わず反応をしていた。 だがその瞳は、笑っていた。 そう、この若者らしい爆弾は、暴発では無かった。 ロベルトとコジモが共謀し、計算した爆薬であった。 交渉を円滑に行う為の。 お互いの利益や面子、様々なものが絡み合って、物事が進み辛くなったらロベルトの判断で、事を 起こして良い、と。 使節団が東京に上陸し、最初の交渉を行った日の深夜。 使節団用にと貸しきられた豪華なホテルの一室にて、ロベルトとコジモは2人きりで話す。 密談用の魔法アイテムを利用して。 『それで何とかなりますかね、大殿?』 口を開かぬままに猜疑の声を上げたロベルト。 それが魔法アイテムの効能だった。 、好事家であったメディチ家の祖先が収集していた、古代の高度な魔法文明の遺産であり、魔法石を介し、極至近距離で、口を使わず、意思を疎通させるアイテムだった。 問いかけにコジモは笑う。 『なる。それが帝國人だ』 かつての帝國人と交渉した経験を持つコジモは、帝國人が如何に交渉事に於いて“腹を割る”と云う 行為に、どれ程の重きを置いているかを知っていた。 『連中は折れる。必ずな』 『ならば何故、それを最初に成さないのですか?』 『何事にも手順だ。それはお互いを納得させる為の儀式でもある』 片目を閉じ、若者には馬鹿馬鹿しいかもしれんがね、と笑う。 何故? そう問いかけるロベルト。 どうせ折れるならば、最上位者が折れた方が、より劇的では無いかと問う。 『私は元々が隠居の身だ。これ以上働くのは身に障る。若者は未来を担うのが仕事だ。違うかね? ロベルトよ、未来の為に働け』 『………有難く』 深々と頭を下げるロベルト。 コジモは、交渉が首尾よく行った際の功績を全てロベルトに与えようと云うのだった。 『入り口は私が開けてやろう。だがその先は全て、お前の双肩にかかっている。頑張る事だ』 交渉の突破口を開いた功績を理由に、今回の交渉の全権をお前に渡す。 『後は、出来るな?』 961 名前:<平成日本召還> ◆OZummJyEIo 投稿日:2006/09/23(土) 21 31 37 [ Nz0LbtT6 ] ○ Opening of war 編2 3/3 『お任せ下さい』 そうロベルトは胸を叩いていた。 腹を割って話す。 そう言われた時、平成日本側交渉団の末席にオブザーバーとして控えていた若者、 会合 の参加者にして、 ダークエルフ族の対帝國交渉団の団長補佐も務めるスティーブンは、ボルドー人も判っているのだなと、 小さく頷いていた。 日本へと渡ってからの長いとは言い難い日々で、スティーブンはこの“帝國”の人間たちが、呆れる 程にお人よしである事を理解していた。 何と言うか、他人を先ず信用しよう――したいと云う風に見えていた。 大協約 に追われ、世界からすらも隠れる様に生きてきたダークエルフ族のスティーブンにとって、 それは信じがたい事だった。 そして同時に、途轍もなく有難い事だった。 それは、 大協約 に狩られ、暗闇に閉ざされていたダークエルフ族の未来に、再び、希望が灯った 事を意味したのだ。 この“帝國”と共にあれば、日の下に居られると。 だからこそスティーブンは決めていた。 自分はダークエルフ族の為にも、“帝國”に一切の躊躇無く、全身全霊をもって忠誠を尽くす事を。 そんなスティーブンの目の前で、本当の意味での交渉が始まった。 お互いが出来る事を交渉のテーブルに載せ、妥結点を探るのだ。 電子音 小さな小さな音が、スティーブンの耳元で鳴った。 この交渉が始まる前に渡された通信機だ。 魔法のように小さな、通信機がクリアな音声で言う。 (魔法を使われた様子は無いか?) 「(大丈夫です。どうやら彼らは本気の様ですよ)」 口元を手で隠しての小さな呟きを、骨振動マイクが拾う。 スティーブンが列席している理由、その1つが魔法への対処であった。 平成日本は、現時点では理解する事の出来ない技術体系による被害を未然に防ぐ為、交渉の席に 参加したのだった。 スティーブン自身は人間の、それも交渉と云う行為に対し神聖なものを感じているボルドー商人が、 魔法に頼った何かを仕掛けてくる可能性は低いと見ていたが、そんな思いを僅かも出さず、背筋を 伸ばして座っていた。 (了解した。引き続き頼む) それで、“帝國”が安心するのであれば簡単な仕事だと思って。 交渉開始時から1週間。 平成日本とボルドー商人使節団の交渉は、漸く本題に入ったのだった。
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サモン 入手アイテム(The Last War) 入手スキル(The Last War) ダンジョン(The Last War) サモン育成のコツ
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トップページ > ソフトウェア > 発売済みリスト > METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS 公式サイト http //www.konami.jp/mgs4/jp/ 製品名 METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS 発売日 2008年6月12日 価格 通常版:8,800円 / スペシャルエディション:9,800円プレミアムパック(特別カラー本体同梱):51,800円/ウェルカムボックス(通常本体同梱):49800円 ジャンル スニーキングアクション 発売元 コナミ 人数 1人 オンライン最大 16人 メディア Blu-ray Disc 対象年齢 CERO D 17才以上対象 備考 ストーリーモードとオンラインモードは切り離されて動作メタルギアオンラインでは、追加ステージパック/追加ボイスなどがある。追加コンテンツ購入には「クレジットカード/ウェブマネー/ビットキャッシュ」等が必要 Amazon.co.jp商品紹介より 世界が待ち望んだ究極の潜入任務(ステルスミッション) 民間軍事請負企業・PMCの台頭は、戦争をビジネスに変えた。老いた英雄スネークは宿敵を追い、制御された戦場へと単身潜入する。巨匠・小島秀夫監督が放つ、全世界累計2,200万本の売り上げを誇る「メタルギア ソリッド」シリーズ登場。 「メタルギア ソリッド」シリーズ歴代キャラクター総出演。全ての謎が明らかに。 舞台は戦場。一方の勢力に加担するか?戦いを避けるか? 初心者向け自動照準からFPS視点まで、選べるプレイスタイル。 リアリティを追求した膨大な数の銃器 装備品による高いゲーム性。 オンライン対戦ゲーム「METAL GEAR ONLINE」スターターパックを特別収録。 メーカーより 世界が待ち望んだ究極の潜入任務(ステルスミッション)。 民間軍事請負企業・PMCの台頭は、戦争をビジネスに変えた。老いた英雄スネークは宿敵を追い、制御された戦場へと単身潜入する。巨匠・小島秀夫監督が放つ、全世界累計2,200万本の売り上げを誇る「メタルギア ソリッド」シリーズ最新作。 「メタルギア ソリッド」シリーズ歴代キャラクター総出演。全ての謎が明らかに。 舞台は戦場。一方の勢力に加担するか?戦いを避けるか? 初心者向け自動照準からFPS視点まで、選べるプレイスタイル。 リアリティを追求した膨大な数の銃器・装備品による高いゲーム性。 オンライン対戦ゲーム「METAL GEAR ONLINE」スターターパックを特別収録。 攻略サイト http //www7.atwiki.jp/mgs4wiki/ http //www7.atwiki.jp/2chmgo2/ 他にもありましたら追記をお願いします。(作りかけで更新停滞/終了しているサイトは除外) 簡易ゲーム評価(5点満点。) 選択肢 投票 5 (7) 4 (0) 3 (1) 2 (0) 1 (1) ゲームの感想を一言お願いします。 名前 コメント イラク戦争のようで渋かった -- エバァーズマン ラストの方は感動しまくりだった・・。 -- 名無しさん top
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Settingを押して各種設定。 Men of War Folder MoWのフォルダを選択します。 連動して下のMission folderも選択されます。 Mission Folder ~/Men of War/mods/Campaign/resource/map/single/DCG/DCGmission Save Folder ここに設定したフォルダ名とセーブ名が一致する必要があります。 一字でも違うと動作しないので、使わないセーブデータを指定して利用するのが間違いが少ないと思います。 例 ~/Documents and Settings/~/My Documents/my games/men of war/profiles/player/save/~セーブデータ名~ Extract All Maps 初回起動時にDCG用にマップを取り込む必須作業です。 "インスタンスが~"という文を含む日本語のエラーが出ますが、正常なら続行する事でエラーが出なくなります。続行不可能か、英語のみのエラーについては、Campaignフォルダの作成か上記の設定アドレスが正しくない可能性があります。 Add New Map 好きなマップを追加導入できます。~/Campaign/Maps.xml内の記述の最後尾に、追加したマップのアドレスが登録されます。次回のgenerator起動時から採用可能になります。削除したい場合は手動で該当データの登録を消去する必要があります。 □Fuel/Ammo Consumption Enabled 物資と弾薬を消費します。(※1) □Player Units Bigin with Orders スタート時に自ユニットが目標へ侵攻。 □Easy 50% More Points at Start 配備ポイントが5割増しで与えられます。 □No Night Battles 夜間戦闘無し。 Doneを押して, ゲームを始める場合は 次へ。 2.1から加わったマップ編集機能を利用する場合は こちら。 (※1)消費しない設定だと、 アイコンやヘルスバーの表示が無くなる。 画面左側のユニット表示が無くなる。 銃弾が減らない。 歩兵同士の戦闘によるダメージは小さくなり、戦闘時間が長くなる。 等があります。 名前 コメント また、XNA Framework RedistributableについてはDCGの作者が3.0で製作しているため、現在は3.1や4.0等の新しいバージョンではプレイできないという報告例があります -- 名無しさん (2011-03-24 20 27 12) .net framework等のアプリケーションがPCにマッチしたバージョンであり、フォルダのアドレスが多々し芋のであれば、そのメッセージには続行を選んで進める事によってそのうちでなくなり、問題なく遊べるようになると思います -- 名無しさん (2011-03-23 23 57 19) 自分も2.5で アプリケーションで、ハンドルされていない例外が 発生しました という意味不明な文章が出てきてしまいます… -- 名無しさん (2011-03-23 21 59 44) 一度これを読んで、回答する側が答えやすい質問になるようにしてから、改めてご質問ください。答えるのに苦労しています http //www.linux.or.jp/beginners/question.html#badsample -- 名無しさん (2010-06-08 21 06 46) Extract All Maps の部分がうまくできないんですが どなたか教えてくださいませんかね・・・・・ -- 名無しさん (2010-06-08 19 56 20)